医療

セラ研ブログ【外傷処置に自信がない柔道整復師必見です!】外傷処置とは何のなのか?

こんにちは。セラピスト診断学研究所の元原です。

今日は、「外傷処置とは何のなのか?」についてまとめてみます。
ぜひ最後までご覧ください。

本日のテーマ、「外傷処置とは何なのか?」について
わかりやすく、3つのポイントでお伝えします。

①骨折・脱臼などの整復、固定ができる
②経過管理、固定の調整ができる
③復帰の判断ができる

外傷処置は、理学療法士や鍼灸師、セラピストなどにはやや馴染みのないワードじゃないかなと想っています。
今日の内容は、外傷処置の専門家「柔道整復師」に向けて発信します。

①骨折・脱臼などの整復、固定ができる
これは、セラピストの中でも柔道整復師メインの内容です。
柔道整復師は、医師以外で『骨折・脱臼などの応急処置』をすることを認められた資格です。

ですので、柔道整復師は本来外傷の応急処置ができてなんぼの資格なんですが、
自身を持って「外傷を診れるよ!」という柔道整復師は多くありません。

専門学校などの養成所である程度習うのですが、その内容は現場ではほとんど実用が利きません。
その理由は、実際に骨折または脱臼した症例に対し整復操作を行うのではなく、患部に見立てた健常な四肢に対し、
イメージトレーニングしかしてきていないからです。

ただ、その研修は『国試に受かるため』には必要なことで、
卒後に外傷処置の現場研修を強制される等の制度がない以上、これまた構造上の問題で誰のせいでもないんです。

肩関節脱臼の症例を目の前にした時に、

「どのように整復するのが患者さんにとって一番親切であるか」

ということをを知るためには、どうしたらよいでしょうか?

最も手っ取り早いのは、実際の症例を経験することです。

教科書で習う整復法はさまざまありますが、実際に行うには全て暴力的でとても実用できるものではありません。
外傷処置というのは、このように実際の現場で発生する

『骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷』に対し的確な判断を行い、
必要であれば整復を行い、固定までできる能力だと考えています。

②経過管理、固定の調整ができる
①の骨折・脱臼などの整復固定ができるということを前提において、ケガの経過管理、固定の調整ができることなども大切な要素であると想っています。
患部の状態や腫れ、しびれ、皮膚の状態等を的確に判断し、
固定具の変更や創の処置などなど、ケガをしてから経過した期間に応じて対応できる能力が外傷処置には欠かせません。

例えば、骨折をして当日、二日目の患部の腫れの状態と、1~2週間経過した時の患部の腫れの状態では全く異なります。
当然、時間が経過するほど腫れが引いていことは容易に想像ができます。(高齢者の下肢の骨折等は難渋しますが、、)

骨折をしたその当日にぴったりだった固定具も、一週間後には腫れが引き、ややぶかぶかな状態になってしまいます。
患部の状態に合わせて固定具を調整することは、不要な転移を防ぐために必須であり、外傷処置に必要な能力です。

 

③復帰の判断ができる
外傷処置といえば、上記の①②だけできればよい、という考え方もあります。
ただ私が思うのは、そのケガをした後に、社会なりスポーツなりに復帰させるまでがゴールだと想っています。

スポーツの場合で言えば、肩関節を脱臼した後におおよそ3~4週間の安静固定が必要となり、
その間にも再脱臼を防ぐためのローテーターカフのトレーニングを行い、
不安定性テストでチェックするなどして、可能な限りベストな状態で競技復帰ができるようにサポートする能力は必要だと考えます。

『整復して固定はできる』それだけでは物足りなく、

「ケガをした後に元通りのないしはそれ以上のパフォーマンスを
発揮できる道筋を立て導いてあげるまで」が外傷処置であり、柔道整復師のあるべき姿だと考えています。

このYouTubeはこちらから

 

お分かりいただけましたでしょうか。
本日のテーマ、「外傷処置とは何なのか?」について まとめてみました。

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