心を整える夏の節目「夏越大祓」と「茅の輪くぐり」

出雲大社広島分祀で「夏越しの大祓」と「茅の輪くぐり」

今日は、出雲大社広島分祀へ足を運び、夏越大祓(なつこしおおはらい)のご祈願と、夏至の「茅の輪くぐり」をしてきました。

静かで凛とした空気の中でのご祈願は、自然と心を整えてくれるような感覚があり、身も心も清められるようなひとときでした。

夏越しの大祓とは?

年に2回行われる「大祓」のうちのひとつが、6月末に行われる夏越しの大祓です。
半年分の罪や穢れ(けがれ)を祓い、心身の健康と無病息災を祈る、日本ならではの風習です。


茅の輪くぐりで無病息災を願う

参拝の前に、境内に設置された大きな鳥居の前に設置された「茅の輪」をくぐりました。
茅の輪くぐりには、厄を払い、身を清める力があるとされています。

左回り → 右回り → 左回りと、8の字を描くようにくぐるというのが一般的なようですが、
ここ出雲大社広島分祀ではまた違った作法で行われました。
一歩一歩、輪をくぐるたびに、無心になっていく自分を感じることができました。


見えないご縁の力に気づいた日

この日の参拝を通して、あらためて感じたことがあります。
それは、人との繋がりや、目には見えない「ご縁」の力です。
普段は当たり前に感じている日々の中に、どれだけ多くのご縁があるのか。
社員、家族、友人、出会った人たち、すべてが今の自分をつくってくれている。
このことに改めて意識を向けられたことが、何よりも大きな収穫でした。


今年の後半を、穏やかに丁寧に

半年を振り返り、感謝を込めて一区切りそんな1日でした。
そして、これからの半年をどんなふうに過ごしていこうか、心を静かに整える時間になりました。

焦らず、無理せず、でも丁寧に。
これからも、ご縁を大切にしながら歩んでいきたいと思います。


最後に

今年は終わってしまったでしょうが、もしお近くに神社や分祀がある方は、次は、冬至。いわゆる年越しの大祓。
来年のこの時期の「茅の輪くぐり」や「大祓のご祈願」に参加されてみてはいかがでしょうか?
日本人は節目節目を大事にして繁栄してきた文化です。
竹も節目節目を硬くして強く、しなやかに育っていきます。
1日1日、節目、節目、それらに丁寧に意識を向け大切に生きていくことで
きっと、心がスッと澄んでいくような感覚に出会えるはずです。


神聖な出会い ― 鹿が現れる

途中で現れた一頭の鹿。
人の気配を恐れる様子もなく、堂々とした佇まいでした。
その光景は、今日の神聖な時間の締めくくりとして、まさにふさわしいものでした。

自然と共に生きる、ということの意味。
神社という場所の持つ「目に見えない世界とのつながり」。
そんなことを、鹿の静かな眼差しが教えてくれた気がしました。

📍出雲大社広島分祀へのアクセス・地図

  • 住所:〒735-0004 広島県安芸郡府中町山田5丁目4‑1
  • 駐車場:無料駐車場あり

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